マイ・スウィート・ビーンズ

齋藤崇治。東大博士課程で政治学を研究しています。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

留学としての在外研究(2021/1/22更新)

博士課程における「留学」の場合、最近はPhD留学のことを指す場合が増えている。しかし、最終的に日本で博士号を取得する場合でも、「留学」は可能であるし、これまでも多くの日本の博士課程生が「留学」してきた。これは、学位を伴うものでなければ通常「在…

2020年振り返り

2020年は博士課程2年目であった。博士課程で行う研究が進む時期であり、博士課程の研究成果が出始める時期である。 しかし、コロナ禍である。私にとっても初の国際学会発表のための渡航キャンセルや、初の在外研究の縮小など影響は大きかった。とはいえ、博…

もしもアメリカ政治を勉強(研究)したいと思ったら 2021/01/25更新

アメリカ政治はニュースでよく見るし、身近な存在だ。 しかし、アメリカ政治(研究)にどのように入門するかは意外と難しい。今回は、アメリカ政治研究の入門~先行研究レビューの役に立つ論文・書籍を紹介したい。なお、私は、現代アメリカ政治(特に、大統領制…

自己紹介 2020/01/17更新

初めまして。齋藤崇治といいます。 twitter.com 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程で政治学の研究をしています。現在の研究テーマは、アメリカ政官関係です。政策をめぐる調整と、大統領の働きを主たる研究テーマとしています。(研究面は…

国内研究者外貨支払い問題 (2021/5/20更新)

研究者はなんだかんだ国際的な仕事である。修士・博士課程でも国際学会への参加することはもはや珍しくない。在外研究することもある。 そのため、外貨で支払う機会が多い。とはいえクレジットカードがあれば、私のように国内にいることが多い研究者の外貨支…